患者紹介について
当センターは脊椎脊髄疾患の専門病院です。
脊髄損傷はもちろんのこと脊椎変性疾患の手術治療まで、脊椎脊髄に関する治療を幅広く行っています。
脊椎脊髄に関する症例でしたら遠慮なくご紹介下さい。
急性期脊椎脊髄損傷患者の場合
脊椎脱臼骨折、脊椎破裂骨折、脊椎椎体骨折、およびそれに伴う脊髄損傷(完全麻痺あるいは不全麻痺)、非骨傷性頚髄損傷、脊髄腫瘍や特発性血腫、脊椎感染症、その他の脊椎変性疾患による脊髄障害(四肢麻痺あるいは下肢麻痺)の急速進行
診断がつき次第、可及的早期に当センターへご連絡下さい(急患依頼である旨を告げて下さい)。
平日昼間は急患担当医師が、夜間および休日は当直医が電話対応し、受け入れの時間や搬送の手段について相談させていただきます。
病状にもよりますが、原則として受傷当日の受け入れを行っています。
亜急性期および慢性期脊髄損傷患者の場合
脊髄損傷の亜急性期および慢性期患者(受傷後2週間以上経過例)で、当センターでのリハビリを希望された場合
ご家族の方に、医療相談という形で外来受診をしていただきます。診療情報提供書および検査データや画像を持参させて下さい。
月曜日から金曜日(8:30~10:30)、外来担当医が対応し相談させていただきます。
転院入院の可否に関しては、会議を行った後に、後日返事をさせていただく場合があります。
病状にもよりますが、入院予約をした順番に受け入れを行いますので、ある程度の期間は入院待機していただくことになります。
脊椎脊髄変性疾患患者の場合
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症、腰椎分離症および分離すべり症、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症、頚椎症性神経根症、後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症 脊髄腫瘍(硬膜内腫瘍、硬膜外腫瘍、髄内腫瘍、馬尾腫瘍)、脊椎腫瘍、脊柱管内腫瘍類似病変、脊髄空洞症、特発性側弯症、脊椎先天奇形、成人変性側弯症および後弯症、感染性脊椎炎、脊椎カリエス、リウマチによる脊椎病変、骨粗鬆性脊椎骨折による神経障害および脊柱変形、その他脊椎脊髄に由来する症状を有する疾患
手術適応の有無や症状の程度に関わらず、診察および検査を行い、治療方針を検討させていただきます。
診療情報提供書と、必要に応じて検査データ(MRIなど)を持参させて下さい。
月曜日から金曜日(8:30~10:30)まで、毎日新患を受け付けています。